やりたいことが見つからない人、以前より増えてきていると思います。
10年ぐらい前は、「自分探し」という言葉で一時期話題になっていました。対して最近は、その自分探しすらするのが面倒くさい、興味が湧かないという人も多くなってます。
この面倒くさいだけなら、何も感じませんが、メンタル的に辛くなるのは、やりたいことがないまま時間だけが過ぎていくのを感じる時ですよね。
他人の進み続ける姿が見えてしまう
こういう時に周りを見ると、何かに向かって進んでいる人ばかりに見えてきます。特にSNSを開けば、「目標に向かって努力しています」「夢が叶いました」という投稿が不意に流れてきますよね。
その一方で、それらをスクロールする自分。この対比により、ただ無駄に毎日を過ごしているように感じてきます。
やりたいことがない。それ自体よりも、そこから生まれる焦りや停滞感がメンタルを追い詰めてしまいます。
(参考) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOLM235OY0T21C21A2000000
やりたいことがなく、焦る人は多い

まず伝えておきたいのは、やりたいことがないことに焦っている人は、決して少数派ではないということです。
むしろ、真面目な人ほどこの状態に陥りやすいです。
なぜなら、
- 将来のことを考えている
- 今のままでいいとは思っていない
- 何か変えたいという気持ちがある
からです。この状態に陥る原因を3つあると思います。
① 比較情報が多い

SNSの普及により、他人の人生が簡単に見える時代になりました。
それにより、他人の綺麗な結果が次々と目に映ります。
人はどうしても、他人の「進んでいる部分」と自分の「止まっている部分」を比べてしまいます。すると、「自分だけ何も決められていない、出遅れている」という錯覚が生まれます。
でも実際に見えているのは、編集された一部に過ぎないんですよね。この比較が焦りを増幅してしまいます。
② 「やりたいことはあるのが普通」という思い込み

学校でも、就活でも、社会でも、「将来の夢」「目標」「ビジョン」を聞かれてきました。
その積み重ねにより、やりたいことがある状態が正常、無い状態は異常という価値観が刷り込まれているように感じます。
でも、実際の多くの人は、行動の理由を後から付け足しているだけですよね。
代表例は、よく見る企業で成功した人です。「自分はこの理念をもって行動した」と発言していますが、そのほとんどは、元々は「金稼ぎがしたい、企業で働きたくない」が本心です。
ということを理解していても、「自分には結局何も無い」と思い込んでしまう人が多いです。
③ 変わっていない時間への不安

やりたいことがなくても、日々な成長感を感じれば、特に焦りは感じません。
問題は、毎日同じことの繰り返しに感じるときです。
- 仕事は慣れた
- 新しい刺激はない
- 成果が見えない
この停滞への恐怖が焦りに繋がってしまいます。
今日できることは「見つける」ではない
焦っているときに、「やりたいことを見つけよう」とする必要は無いです。
むしろ、「やりたくないこと」を書き出すことが重要だと思います。
- これは違う
- これはしんどい
- これは続けたくない
嫌なことは、驚くほど簡単に言語化できます。
やりたいことが分からなくても、やりたくないことは分かりますよね。
例)私のやりたくないこと
・ストレスに感じたり、やりがいの無い会社で働き続けること
・運動ができない体になる(=不健康)になること
・行きたいと思わないイベント・誘いに付き合いでいくこと
やりたいことはやりたくないことの裏返しです。つまり、私の例をやりたいことに変換すると、
私のやりたいこと
・自分で何かを作る仕事につきたい
・運動を継続したい、運動を行う社会人サークルに入りたい
・付き合いでは参加せず、やりたいことに時間を使いたい
やりたくないことを書く時は、抽象的でも具体的でもどちらでも大丈夫です。大事なのは、思いつくだけ書いて、それを見直す時間を取ることです。
それだけで、進む方向は少しずつ絞られていくと思います。
はじめは前向きにならなくても、やる気が無かったとしても良いので、とにかく書き続けましょう。

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